はじめに
前回こんな記事を書いた。
色コードを指定するだけというやり方は簡単だったので、他のアプリでもできないか試してみた。具体的にはコミュニティテーマが豊富なGoogle Chromeで自作テーマを作成する。
要件を調査
公式ドキュメントによると、manifest.jsonというファイルのみがあれば良いようだ。
manifest.jsonの構成
manifest.jsonには以下のセクションが含まれる:
- 基本情報:
manifest_version,version,name,description,author - colors: UI要素の色をRGB配列で指定
- images: 背景画像などのパスを指定(オプション)
- tints: UI要素に適用する色調をHSL形式で指定(オプション)
- properties: 背景の配置やロゴの種類などの表示プロパティ(オプション)
主要な色項目
テーマ作成に必要な主要な色項目は以下の通り:
| 項目 | 説明 | 設定箇所 |
|---|---|---|
frame | メインブラウザフレームの背景色 | ウィンドウの外枠 |
toolbar | ツールバーの背景色 | アドレスバー周辺 |
tab_text | アクティブタブのテキスト色 | 選択中のタブ |
tab_background_text | 非アクティブタブのテキスト色 | 未選択のタブ |
background_tab | 非アクティブタブの背景色 | 未選択のタブ背景 |
toolbar_button_icon | ツールバーボタンのアイコン色 | 各種ボタンアイコン |
bookmark_text | ブックマークバーのテキスト色 | ブックマーク項目 |
ntp_background | 新規タブページの背景色 | 新しいタブを開いたとき |
ntp_text | 新規タブページのメインテキスト色 | 新規タブのテキスト |
ntp_link | 新規タブページのリンク色 | 新規タブのリンク |
omnibox_background | アドレスバーの背景色 | URLバー |
omnibox_text | アドレスバーのテキスト色 | URL入力テキスト |
button_background | ボタンの背景色 | 各種ボタン |
frame_incognito | シークレットモードのフレーム色 | シークレットウィンドウ |
色コードはRGB形式で指定するため、前回収集した色コードをClaude Codeに渡して埋めてもらった。
設定方法
Google Chromeの設定→拡張機能からデベロッパーモードをオンにすると、パッケージ化されていない拡張機能を読み込むというボタンが出現する。

ここにmanifest.jsonを含むディレクトリを選択する。

なんとこれだけでテーマになる。

今後の拡張性を考慮してリポジトリ化した。
おわりに
manifest.jsonだけでGoogle Chromeのテーマを自作できることがわかった。色コードをRGB形式で指定するだけなので、お気に入りのカラーパレットがあれば簡単にオリジナルテーマを作成できる。Tokyo Nightのような既存のカラースキームを他のアプリと統一できるのも嬉しい点だ。