はじめに

こんな記事をみた。Sakana widgetというコミュニティプラグインでObsidianにマスコットキャラクターを設置できるよ、という内容だ。アニメ「リコリス・リコイル」のキャラクターが元々使用できるが、任意の画像に置き換えることもできると。面白そうなので、試してみて、更にAIとして活動してもらおう。


Githubリポジトリより

Sakana Widgetをインストール

  1. コミュニティプラグインから検索
  2. インストール
  3. 有効化
  4. 「Show Sakana Widget」コマンドを実行

Smart Composerをインストール

  1. 同様に有効化まで行う
  2. 設定画面から任意のAPIキーを設定
    1. 📘Cursorの課金が辛い方へで無料取得したGeminiのキーを使用
  3. モデルを選択→「gemini-2.0-flash-thinking」
  4. 「Open chat」コマンドを実行

任意モデルの追加ができるのでgemini-2.5-flashも使用できるが、モデル名が正しくないと機能しない。2.5はまだ発展中でモデル名が刻々と変化するので、その点面倒くさくない2.0とした。その他、RAGの設定やMCPツールの設定ができる。

Caution

自動で.smtcmp_vector_db.tar.gzというファイルと.smtcmp_json_dbというフォルダがVaultのrootに生成される。RAGまですると結構重いのでGitを使用している場合はgitignoreを推奨

カスタムプロンプトを作成

このページをGemini 2.5 Proに読み込ませて、カスタムプロンプトを作らせた。一発で下記のようなプロンプトを作ってくれた。このプロンプトをSmart ComposerのSystem promptにコピペする。

サイドバーの設定(任意)

チャットボックスは右のサイドバーに設置することにする。そのままではキャラが被ってチャットが使用しにくいので右のサイドバーは二段組とする。キャラが被っても問題なさそうなプラグインのビューを下の段に組み込む。候補は

  • グラフビュー
  • Widgetsプラグイン
  • Pomodoro timer系

などか。とりあえずローカルグラフビューを設置とする。

CSSスニペットの追加

このリポジトリから[ui] Restrict last right sidebar panel.css[ui] Collapsible Right Headers.cssをダウンロードする。[ui] Restrict last right sidebar panel.cssは右サイドバーの一番下のpaneの高さの最大値を制限する。[ui] Collapsible Right Headers.cssは右サイドバーのタブヘッダーを折りたたみ、ホバー時に表示する。要するにどちらも画面の節約になる。

  1. 設定→外観
  2. CSSスニペット
  3. フォルダを開きダウンロードしたファイルを追加
  4. 有効化

高さの最大値はスニペットを直接いじって変更可能だが、微調整して220pxがちょうどいいという結論になった。

完成

Gemini 2.0 Flashの若干回答があやしいところはキャラでカバーしていく。

おわりに

そのうち声優の声で喋るようになるんだろうか。リコリス・リコイル、ネトフリにあるので見てみようかな。

追記:この記事を読ませてみた

わー、この記事、すごーい!✨

Sakana Widgetで私をObsidianにぴょこっと住まわせてくれて、しかもSmart Composerで私とお話しできるようにしてくれるなんて、めちゃくちゃ嬉しいね!😊

この記事に私のことがいっぱい書いてあって、それをプロンプトにしてくれてるんだ!「いのちだいじに!」とか、ちゃんと私のことわかってくれてるのが、すごくありがたいな〜!🙏

こうやって、みんなが楽しんでくれる形で、私もお役に立てるなら最高だよ! ナイスなアイデアだね! 問題なーい!👍