はじめに
Obsidianの楽しみの1つとして魔改造して満足感を得るというものがあり、私は「Obsidian盆栽」と呼んでいる。まるで無意味な行為なようで、「この最強のツールを使って今日もタスクを消化するぜ」みたいな謎のモチベーションが発生するという事実も無視できない。海外では「僕の考えた最強のObsidian」みたいな記事や画像を散見するが、日本では余り見かけない。というか日本の記事は詳細の解説が多い印象がある。
しかし、全体像を貼り付けるだけでもまぁ面白いんじゃないか。ということで記事にしてみる。
ホームページ
様々なWidgetsを搭載
詳細は📘【連載】ホームページを作ろう(1)を参照
最近テーマを順繰りに変更するボタンを作ったので気軽に色合いを変えれるようになった。
文献データベース
DataviewとMetabindでタグをプルダウンで絞り込み、複数語句検索、ページング機能を搭載。Hover editorで文献ノートを開くと専用のUIがNote Toolbarで出てくる。Excalibrainを開くと登録したつながりがグラフィカルに表示される。
Web Clippings
今のところ気になった記事を保存しているだけ。タイトルが通常ノートと競合しないようにタイトルを時刻にしてaliasesを活用している。chatGPTの回答を保存できるのが地味に便利なので、個別設定してタグ付けしている。
デイリーノート
タスク処理用のページとして使用している。グーグルカレンダーの予定とSilhouetteの繰り返しタスクをコマンドで挿入できるようにしている。
通常のノート作成
📘Templaterの普段使いテンプレートを再作成
↑これを少し修正してずっと使っている。やや改変があるがMKMS準拠。
取り敢えずノートを作って、後でリンクを貼ったり分類したりする運用を継続して行っている。
後から分類を行うコマンド
特定の機能を持ったノート作成
例として記事作成用テンプレート
テンプレートから選んで起動。リンクをノートに残すパターンと残さないパターンを作ってある。TemplaterでQuickAdd様のコマンドを再現している(より自由度が高い)。
テンプレートによっては追加入力を要求される。
自動でプレフィックスをつけてフォルダ移動をする。Note Toolbarとセットでテンプレートを考えるとテンプレートに専用UIがついてくるみたいで良い。QuartzでPublishフォルダのノートが記事として公開されるように設定してある。
おわりに
本当に何の解説にもなっていないが、こんなカスタマイズや運用があるよという一例である。参考になれば幸いである。